企業理念
多くの人が求めている「明るい豊かな社会」とはどのようなものでしょうか。
「衣食足りて礼節を知る」という言葉があるように、ゆとりのある生活や、人並みの子育てが出来るような収入があってこそ、より良い社会環境などについても考えることができるはずです。
仕事というものは、誰かに求められることを行い、その対価が金銭となって返ってくるものです。
そして、その行為が人に感謝されることであったり、友人や家族に自信を持って言えるような内容であれば、そこには活気ある職場が誕生します。
生活に必要な金銭を司る職場が、本人の意欲をかき立てられるような職場であれば、さらに色々な面で建設的な発想が生まれてきます。
人というものは元気のある人ほど、活気のある場所に集まってくるものです。
何事に対しても、活発で意欲的な若者たちが集まってくるような地域こそ、前進していくまちを生み出すのです。
地域における情報化は、今後益々加速していくことでしょう。
そうした状況を「便利になる」と喜んでいる人がいます。
一方では、コンピュータというだけで敬遠し、遠ざかっていく人がいます。
コンピュータというものを意識することなく、誰でも使えるような取り組みは当然必要ですが、知識のない人に対しての最低限の指導もまだまだ必要となります。
また、小中高の教育の場でも、コンピュータが導入されていますが、興味のある子供たちには専門的な知識を教育できる「生きた現場」も必要となります。
特に、中高生ともなると、将来の仕事にIT関連の業種を考えている学生もでてきます。
しかし、地方である京丹後市の子供たちには、その仕事内容はなかなか想像が出来ないのが現実です。
私たちには、それを見せ、一緒に考え、行動することができます。
地方でありながら、ITを有効活用する企業やIT分野での教育格差を感じさせない子供たちを生み出すことが出来るのです。
逆に言えば、地方であればこそ、多くの人が今後のIT化に対応できる知識を身につけ、同じベクトルで進んでいく事が出来るのです
少数のスタッフではありますが、地域の人に喜んでもらえることの充実感をそれぞれが実感でき、将来のまちづくりを担う若者たちが笑顔で集い、仕事内容に自信を持ち働くことの出来る場所を将来にわたり創ることこそが、活力あるまちづくりにつながるのではないでしょうか。
それが私たち責任世代の、また経済人としての使命だと考えています。